1.富士市を環境先進都市にしよう!
①新環境クリーンセンターへの取り組み
富士市のごみ処理場である環境クリーンセンターは、稼働から30年余となり、建て替えの時期を迎えています。10年の時を経て、新環境クリーンセンター施設整備基本計画が、地元青葉台ごみ委員会の意見を取り入れながら、平成25年1月策定されました。
平成25年1月
より安心で安全な施設にするよう、富士市ごみ処理施設建設特別委員会副委員長として、地元青葉台地区ごみ委員会顧問として、精一杯の努力をしてまいります。
新環境クリーンセンター本体の安心・安全
厳しい独自規制値を持たせることで、排ガス中のダイオキシンは現在の100分の1になります。水銀の自主規制をさせます
ごみ減量することで、市の当初の予定より50トン小さいものとし、溶融炉を計画から外したことで、建設費は当初より100億円以上削減されることになります
緑豊かな啓発の森やビオトープ等を配すことで、富士山の景観にマッチしたものにさせます。
施設の耐震を通常の建物基準の1.5倍とし、発電とお湯の供給ができることから震災時には、災害復旧に・復興に寄与する施設とさせます。
環境学習・啓発施設を市民と共に検討中
環境について楽しく学び、市民等が環境への取り組みを具体的な行動として実践していくための「環境への関心を持つきっかけづくり」を提供します
多くの市民が参加することで「環境をテーマとした賑わいづくり」を図ります
「自ら実践する市民の育成」が進展していくことを目指します。
現在、市と青葉台ごみ委員会外郭団体で、基本計画を検討中、
「裂き織りなどのリサイクル工房」「家具の再生・販売」「自転車の修理・販売」「環境学習体験:生ごみ、いろいろなリサイクル工程」等々を検討中です。
宿泊できる余熱利用施設を地元と共に検討中
ごみを焼却することで出来る熱を利用して、高効率で発電を行う施設にさせます。施設稼働以上の電力は売りますが、震災時には市民も利用できるようにしたいです。
宿泊できる余熱利用温浴施設は、地元青葉台ごみ委員会から要望し、現在、市と検討中です。
富士市総合運動公園からも近く、新東名新富士インターからも近い距離であることから、合宿等の宿泊客も見込めます。
ごみ焼却からの熱で賄うことから、震災時にも、お風呂に入れる避難所になるようにしていきたいです。
日帰り温浴施設の他に、リハビリになるウォーキングプールやジェット水流等の健康増進施設として、幅広い年齢層の市民にも使えるようにしていきたいです。
温浴施設から、地元地区内を通って、市街地に向かい、街中のお客様を呼ぶ、シャトルバスも市と共に検討中
②富士山ごみ減量大作戦を県に提言、8年間富士山山麓ごみ拾い
静岡県富士山麓へのごみの不法投棄がひどかった8年前、私は、当時の石川県知事に富士山麓のごみ拾いを行うことを提言しました。それ以来、毎年2回、静岡県と現在は24時間テレビの共催で、富士山ごみ減量大作戦を行っています。8年間に行った時には、すごいごみの量で、ごみを運ぶトラックも、ピストン輸送でした。今は、ずいぶんときれいになり、ポイ捨てのたばこの吸いがらやお弁当箱などになりました。
ごみ拾いなんて必要なくなる、きれいな富士山を目指して、もうひと踏ん張りです。
きれいなところには、人はごみは捨てないものです!
③ごみ減量への取り組み・提案
古着の回収を市に提案、富士市内の全まちづくりセンターや市役所、フィランセなどの公共施設で回収することになりました。
④NPO法人富士市のごみを考える会への取り組み
富士市のごみが、全国平均よりもかなり多いことに気付き、仲間と共に、富士市のごみを考える会を設立。 初代理事長として8年間勤め、現在理事をしています。
環境学習・リユース食器貸出業務・ごみ減量への提言・先進地への視察・学習等々を行っています。
⑤静岡県環境学習コーディネーターとしての取り組み
静岡県環境学習指導員から、県の環境学習コーディネーターになり、環境学習の推進をしています。環境に関する講座・イベント・授業・講習会等々のセッティングや講師派遣等々を行います。何なりとご相談ください。
⑥静岡県地球温暖化防止活動推進員としての取り組み
地球温暖化が、人の営みによる二酸化炭素の排出からおこるものであると知り、静岡県地球温暖化防止活動推進員になりました。
富士市在住の推進員で、富士市STOP温暖化地域活動協議会を作る発起人となり、現在環境家計簿や省エネ診断などに取り組んでいます。
⑦環境省浄化槽フォーラム幹事としての取り組み
水環境の保全を図る取組において、NPO等の全国的な情報交換のネットワーク作りが重要であるとのことから、環境省の審議会でヒヤリングを行ったメンバーで結成された「浄化槽フォーラム」の設立